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ある日のデイサービス

2012年4月22日(日)
ホームでは、利用者さんもスタッフと一緒に、ご飯作りや食器洗い、食器拭きなどを
します。機能訓練として、整体&カイロ&按摩マッサージなどもありますが、生活リハビリ
も大事・・・昔取った杵柄とはまさにその通りで、ゴボウのササガキや玉ねぎの
みじん切りもお手の物です。それに食器洗いも丁寧なのに手早い!
若いスタッフは教えられる事が多々あります。
今日もKちゃんが食器洗いをしています。
何か嬉しそうな顔をしていますが何かあったんですか?
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食器洗いの後は食器拭きが待っています。
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布巾を乾すのはスタッフのこども058.gif
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午後からは活け花をしました。
大正5年生まれのKさんも
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和歌山出身のちょっと余裕(?)のEさんも
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大正6年生まれのAさんも
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片麻痺でも何でもできちゃう笑い上戸のSちゃんも
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みなさん、見事な出来ばえでした。
# by hoshigaoka-kai | 2012-04-25 14:31

お花見partⅡ

2012年4月12日(木)
日・月・火曜とお花見に出かけ、水曜日はあいにくの雨・・・・
もう、きっとさくらの花びらは散っただろうな・・・・
せっかく天気が良くなったのだから、今日(木曜日)のデイに
来られている利用者さんにもお花見を楽しんでもらいたい。
そして、健康公園に出かけると「うわぁ~005.gifキレイ!」
満開のさくらの木々が私達を待っていました。
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結婚されて50数年、いつまでも仲の良いお2人です。
その後姿にスタッフは自分の将来を重ねているのか目を細めていました。
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さまざまのこと思ひ出す桜かな   芭蕉
# by hoshigaoka-kai | 2012-04-14 01:56

お花見

2012年4月8日(日)9日(月)10日(火)
デイサービスで3日間お花見に出かけました。
さくらも満開
笑顔も満開058.gif
さくら日和とはこの事です。
陽射しもやわらかくゆっくりと時間が流れていきます。
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「見事やな・・・」と見上げたり
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散歩に来ているワンちゃんに声をかけたり
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軽く体操をしたり
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むかし懐かしいアイスクリンを食べたり037.gif
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こんなこともしちゃったりして!気をつけて~~005.gif
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スワンにも乗ったり
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穏やかな一日が過ぎて行きました。
“さくら”の花言葉は、壮大な美しさ、優れた美人、潔白そして・・・・
あなたに微笑む058.gif
みなさんもお花見に出かけられましたか?
# by hoshigaoka-kai | 2012-04-12 14:54

いわさきちひろ展

2012年4月6日(金)
今日は、県立美術館へ『いわさきちひろ展』を観に行きました。
誰でも一度は目にしたことがある絵に
笑みがこぼれたり哀愁を感じたり・・・・
それぞれの想いを心に秘めお土産のコーナーへ行く。
片麻痺で車椅子で鑑賞されたSさんも土産コーナーへ行き、
片手で閉じてあるポストカードを一枚一枚丁寧にめくる。
気になるカードがあると元に戻りじっくり見比べ次をめくる。
そして気に入ったポストカードを自分の意思で買われた。
買われたカードをじっと見つめる
その笑顔は「いわさきちひろ」の描いた少女に
似ていると思ったのは私だけだろうか・・・・
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車椅子を押されたT.Sさん
「県立美術館に“いわさきちひろ展”を観に行きました。
当日、入り口付近は人が多く車椅子で大丈夫かなと気になりましたが
たいしたこともなくゆっくりと時間をかけて観る事が出来ました。
女性の方が多く若い人から年輩まで幅広いファン層があることを
感じ、少女の面影を頭に描きながら帰途に着きました」
# by hoshigaoka-kai | 2012-04-08 00:54

「恩人宅へお線香を!」

機能訓練担当で按摩マッサージ師の今泉先生からの報告です。

 2月1日午後から利用者のYさん、スタッフの蕨岡さん、私の3人で兵庫区の
松本通りまで出かけてきた。Yさん91歳が若い頃勤めていた家を探したのだが、
残念ながら見つからなかった。
 彼女が勤めていた戦前の頃からだと、ずいぶんと時が経っているので
松本通り周辺の変化は、彼女には判らなかったかもしれない。
 私は彼女を治療しながら聞いた話を想像して松本通り4丁目あたりを
車で回ったのだがこのような結果になった。
 蕨岡さんが車から降りて不動産屋に聞いてくれたが、
それでも家は見つからなかったのである。
 
 去年の夏頃から、急に彼女の口数が減ってきているので、
私は会うたびに喋らそうと彼女の引き出しを引き出すよう努めているが、
それでもなかなか口を開いてくれない事もある。
 お喋りが大好きな彼女。私とよく話をするようになったのは2006年の9月から。
 ほぼ毎週彼女宅へ出張マッサージをしに出かけたが、治療中ずっと喋っていた。
 5年の間に彼女の一生分の話を聞いたかもしれない。
 色々と教えてもらった。苦しかった事、新婚時代にご主人に会うために東京へ行き、
靖国神社で迷子になったこと、戦死されたご主人の遺骨が戻ってきたが石ころだと
思い、見もしなかった事、仲のいいお友達と旅行に行った事、
休みに映画を観た事などなど。

 時々質問するが、知っているくせにと答えてくれないこともある。
 そんな中今年に入り、気になることがあると言うのでよく聞いてみると
若い頃勤めていた家にお線香をあげに行きたいと言うのだ。
 私は何とか彼女の願いを叶えてあげたいと思って、施設長に相談したところ、
「思い残す事のないよう、とことん付き合って!!」と。

 彼女が海上保安庁に入るきっかけとなった勤め先の家に行き、
お線香をあげたいと言うのだ。
 今回は実現出来ず残念だったが、暖かくなったらもう一度来ようと納得してもらい
帰ってきた。 ホームを出てから車の中ではずっと寝ていたようだが、
上沢のところから起きていたが周りを見ていたのだろうか・・・・
 約1時間半のドライブは彼女にはこたえたようだ。
 帰ってきて尋ねると「疲れた」と言っていた。
 彼女の話を聞くにつけ戦争は終わったが、
まだまだ心の傷は癒されていないかもしれないと思う昨今。
# by hoshigaoka-kai | 2012-03-25 22:47